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ナウエルエンジニアリングの強み
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シールド工場現場で発生する土砂の、バケット型垂直搬送機器、
各種コンベヤー、スクリューフィーダー等の搬送機器の
設計・製作・据付・販売を行っております。

当社で扱っている垂直土砂搬送器「スキップハリヤー」を
中心にご紹介いたします。
ご要望のお客様はお気軽にお問い合わせください。

稼働の様子

垂直コンベヤ試運転の例

現地納入前に最小機長にて試運転を撮影したものです。
※動画撮影時の機長は約10m、現地では40mとなります。
 試運転の為、すべてのカバーを取り外しています。

 現地設置、稼働時にはフレーム内を見ることは
 点検口以外からは不可能で稼働部に巻き込まれる心配は
 ありません。

 
   
 
   
 
垂直コンベヤ試運転の例 その2

 

現地納入前に最小機長にて試運転を撮影したものです。
※動画撮影時の機長は約10m、現地では40mとなります。
試運転の為、すべてのカバーを取り外しています。

現地設置、稼働時にはフレーム内を見ることは
点検口以外からは不可能で稼働部に巻き込まれる心配はありません。

土砂搬送状況の例

土砂搬送状況の動画です。

設置、運転から約1年、1日8時間運転した状態の動画です。
搬送量は100m³/Hr対応の垂直コンベヤです。

 
垂直コンベヤ試運転の様子

現地納入前に、工場敷地内で試運転を行っています。
試運転により、現地設置時にトラブルのないよう稼働を確認しています。

正面から

 

斜めから

 

側面から

スキップハリアーの特徴


本機は、段階的に出る多種の土質も搬送ができます。
これまでに難点とされていた、地層の変化も簡単にクリヤーします。

搬送種類
泥水土、シルト、土砂、関東ローム層、砂利、石塊
流動性の水分量の多い土砂の場合搬送量は低下します。
バケット
特殊構造のため、関東ローム層等の粘着性の高い土質でも効率良く搬送できます。
騒音、振動
本機にカバーを施すため振動もほとんど感じさせないので、住宅密集地での使用ができます。
構造
シンプルな構造を心掛け改良を重ねたことで、故障はほとんど生じません。
テークアップは油圧シリンダーによる自動調整です。
主務チェーンは自動給油です。
納入実績
納入年 型式 納入先 摘要
平成11年(1999年) SKH40-50.275m 錢高組JV 栄シールド  40m3
平成13年(2001年) SKH150-47.925m 前田JV 三ノ輪  150m3
平成13年(2001年) SKH150-48.525m 前田JV 三ノ輪  150m3
平成14年(2002年) SKH40-54.475m 三井JV 広水・厚木製作所  40m3
平成15年(2003年) SKH150-15m 前田JV 高速4号線  150m3
平成15年(2003年) SKH30-35m 前田JV 北部処理  30m3
平成15年(2003年) SKH30-30.1m 大成JV 東川シールド  30m3
平成15年(2003年) SKH30-27.335m 奥村JV 二俣川  30m3
平成17年(2005年) SKH150-40m 鹿島JV 神宮シールド  150m3
平成19年(2007年) SKH150-40m 鉄建JV 青葉山トンネル  150m3
平成20年(2008年) SKH150-30m 鹿島JV 渋谷・代官山地下化工事  150m3
平成21年(2009年) SKH150-20m 伊藤忠 田子の浦浚せつ工事  150m3
平成22年(2010年) SKH80-20m 鹿島JV 小田急代田橋地下化工事  80m3
平成24年(2012年) SKH80-15m 鹿島JV 首都高大橋JCT  80m3
平成27年(2015年) SKH200-32m+10m 清水JV 横浜環状北線馬場ランプ  200m3
平成30年(2018年) SKH60-33m 安藤・ハザマJV 20号調布共同溝  60m3
平成30年(2018年) SKH200-42m 清水JV 外環中央JCT Hランプ  240m3
平成30年(2018年) SKH240-40m 清水JV 外環中央JCT Aランプ  240m3
平成30年(2018年) SKH150-58m 大成JV 名古屋中央雨水幹線  100m3
平成31年・令和元年(2019年) SKH200-23m 清水JV 大泉本線南  200m3
平成31年・令和元年(2019年) SKH200-28m 大成JV 大泉南拡幅  200m3
令和2年(2020年) SKH80-19m 飛島JV 北九州シールド   80m3
令和3年(2021年) SKH400-31m 大成JV 外環大泉本線トンネル   400m3

 

仕様

型式 機長(m) ゲージング寸法(m/m)
80m3/h SKH-80 20〜60 1570×1900
120m3/h SKH-120 20〜60 1825×2240
150m3/h SKH-150 20〜60 1825×2240
200m3/h SKH-200 20〜60 1825×2240
300m3/h SKH-300 20〜40 2650×2330
350m3/h SKH-350 20〜40 2650×2330
400m3/h SKH-400 20〜40 2650×2330

※上記以外も設計製作致します。
※本仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。

 

構造がシンプルである
バケット・エレベーターの完全排出型の原理を応用、改良したものです。
下部では、土砂をすくい取ることができるように、また上部では、排出がスムーズにできるように、
下部と上部に、それぞれ絞りホイールが設置されています。
バケットは土質の変化に対応できるように、特殊な形状にクリーナーゴムが取り付けてあります。
礫土(300mm)、汚水土、粘土、土砂、シルトを簡単に排出できます。
投入されたものは、粘土、高度にかかわらずスムーズに搬送します。
完全排出型である
従来の凡用バケット・エレベーターを、土砂搬送の専門機として開発改良したものです。
原理は吊瓶井戸と同様で、バケットとチェーンを連結して上部と下部を連動した動きにしたものです。
そのことにより、上昇部の運動重量と、下降部の運動重量が均一であるために、
モーターの馬力は土砂の重量だけの抵抗ですむため、モーターの馬力は小さくてすみます。
それは、他の部分への負荷の軽減にもなります。
より強固である
チェーンはF型コンベヤー・チェーンを特殊製作しています。
土砂が漏れない
土砂の搬送が容易で、しかも掃除の手間がないように、土砂がスキップ外に出ない構造になっています。
搬送時にバケットから土砂が落下しても、下部の鍋に入り自動的にバケットですくい上げる構造になっているので、
残土が下部に溜まっていることはありません。


ご照会・ご注文に際して、下記事項についてお知らせください。


輸送量 t/hまたはm3/h 比重t/m3
輸送物 例)土丹、シルト、粘土、砂礫、玉石などの有無
大きさ、石炭、その他
揚程又は機長 例)地上垂直部、地下垂直部、土砂ホッパー
積込方法 例)
・積込ホッパーによる引出し
・ベルトコンベア
・スクリューフィーダー
・チェンフィーダー
・ショベルローダー
・その他
排出側供給方法 例)30m3土砂ホッパーなど
電源 V、Hz

垂直コンベヤバケット交換作業手順一例

こちらでは、垂直コンベアのバケット交換手順についてご紹介しております。

こちらの作業手順は、バケット交換を行う一例であり、各現場にて作業確認をして作業を行うものといたします。

 
バケット交換場所のフレームカバーを外す

上部カバー取手より介錯ロープを取り、カバーの落下防止をして固定ボルトを外します。

 
 
フレーム外側に吊り治具を取付する
※吊りピースについて
 各現場にてその都度準備が必要となります。
 吊りピースを溶接にてフレームに取り付け、作業を行うこととなります。

今回の手順では主務チェーン継ぎ込み用組立足場ブラケットを利用しています。

 
交換するバケットを吊る

交換するバケットの1つ上のバケットにΦ10以上 × 2200mmのワイヤーロープを巻き付けます。
そして、交換するバケットにもΦ10以上 × 2200mmのワイヤーロープを巻き付けます。
2つの巻き付けたワイヤーロープを利用して、チェーンブロック 0.5t〜1.0tを取り付けます。

 
バケットを外に吊り出す

主務チェーンとバケットの固定ボルトを外します。
そして外側の吊り治具、チェーンブロックのフックをワイヤーロープに掛け、共吊り状態にします。

次に、内部のチェーンブロックを巻き下げし、
外側のチェーンブロックを巻き上げて外に誘い出します。

※仮設作業場所について
 今回の手順説明では、工場内での仮定作業のため、
 下記位置を作業場所に例えて説明しております。
 
新規バケットを取付する

外側の吊り治具と内部の吊り治具を使用してバケットを内部に誘い込みます。

 
新規バケットを固定する

内部チェーンブロックを巻き上げて、主務チェーンと固定ボルトにて固定します。

 
各治具を取り外し、フレームカバーを取付して交換作業終了となります。
※その他の安全対策
 ・制御盤の主電源を落とすこと
 ・制御盤を操作する作業員を決め、その他の作業員は絶対に制御盤に触れないこと
 ・バケット交換場所の上部に土砂落下防止板を設置すること
 ・フレーム内部に入る作業員は必ず安全帯を使用すること